子供の習い事

子供の習い事、始めさせる前に親が考えておきたいこと

お子さんが幼稚園に入り、しばらく経って園生活にも慣れてきた頃に「そろそろ習い事をさせてみようかな?」と考える親御さんも多いのではないでしょうか?

習い事はいつからはじめる?何の習い事が向いてる?習い事にかかるお金はどのくらい?など最初に考えたり悩むこともたくさんありますよね?この記事では5歳、8歳の2人の子供をそれぞれ違う習い事に通わせている私の経験から、習い事を始める前に親が考えておくポイントについて書いてみます。

子供に習い事をさせたい目的って何ですか?

「何か習い事をさせようか」と親が考え始めるきっかけは様々だと思います。
お友達が習い事を始めたからうちもさせた方がいいのではないか、と習い事って幼稚園に入ったらなんとなくやっておかないといけないのかな、と思いがちですが…「習い事は何のために始めるのか」という目的についてはそれぞれのご家庭で話しておいた方がいいと思います。我が家の場合、習い事を考え始めたきっかけは幼稚園から帰った子供がだらだらTVや動画を見る時間が増えてきたことでした。私も夕方の家事などで忙しく、なかなか子供を見ることが難しくなり、主人と「家でそんな風に過ごすより習い事をさせた方がいいのでは?」と話し合って決めました。

 

子供の習い事を選ぶポイントは?

習い事と一言でいっても、スポーツ系、音楽や絵画、語学、最近だとプログラミング教室なども人気ですよね。人気の習い事だからいいのか?というよりも、その子その子の性格や得意不得意によっても、合う習い事や合わない習い事に分かれてくると思います。もちろん、「子供のやりたい」という具体的な習い事があればその子の意思を尊重するのが一番ですね。ただ、週に何回教室があるか?、親の送迎・手伝いの有無週の頻度、月謝や教材費などご家庭にかかる費用についても習い事を選ぶ大事なポイントでもありますね。

我が家の場合もいくつか習い事を選ぶポイントがありました。まず、第一に考えたのは習い事の送迎に負担がないこと。この点から通っている幼稚園で行われているいくつかの習い事の教室から選ぶことにしました。なぜなら幼稚園で預かっているお部屋にそれぞれの教室の講師の先生が迎えにきてくださり、親は教室が終わる時間に迎えにいくだけで良かったからです。その中でも上の子は体を動かすのが好きだったのでサッカー教室、下の子は逆にスポーツが苦手で音楽や絵を描くことが好きだったので、ピアノ教室に決めました。そしてやはり最終的には、体験レッスンに参加してみて子供が楽しそうにしているかや講師との相性、どちらも週に1回の教室なので負担が少ない、月謝が月5,000円前後などの点で判断しました。

 

子供を実際習い事に通わせてみて良かったことは?

私の経験からお話しすると、習い事を始めていいことがたくさんありました。サッカーを始めた上の子の場合は風邪をひきにくくなったことと他のクラスのお友達が出来たことでした。チームプレーで頑張る中で他人を思いやる気持ちも出てきたと思います。私も他のママさんと教室終わりに話すことが増え、いい息抜きにもなりました。

下の子のピアノ教室の場合は、最初に電子ピアノの購入など初期投資がかかりましたが、子供がいろいろな曲を少しづつ練習して上手く弾けるようになった時や、発表会で人前で演奏することで自分に自信がつくようになりました。また、私自身子供の頃にピアノを習っていたこともあり、子供の練習の他に自分もピアノに久しぶりに触れる時間が増え、最近人気の曲の楽譜を購入して自分も弾くようになったなど、思ってもみなかった経験が出来ました。

子供が習い事をやめたいと言い出した時は?

子供が習い事を続けていく中で避けては通れないことが「やめたい」と言いだした時ではないでしょうか?我が家の子供達も例外ではありませんでした。上の子の場合は、講師の先生が異動で変わった時でした。新しい先生には最初は慣れず、また先生が交代されたタイミングで辞めたお友達が数人いたこともあり、「辞めようかな」と言い出したことが一度だけありました。その時は他のサッカー教室も検討してみましたが、結局本人の言い分を聞いた上で「もう少し続けてみたら?」とアドバイスして様子を見てみた所、しばらくするとまた楽しく通うようになりました。

下の子の場合はピアノを習っている時ににありがちな「遊びたい。練習したくない。」というもの。幸い、先生からも最初に「幼稚園の時は集中力も続かないので無理はさせなくてもいいです。」ということを言われていたので、無理強いはさせずに子供の機嫌がいい時にピアノに誘ってみたり、私が弾いて子供に聞かせるだけの時もありました。練習が出来そうなら側についてあげ、やりたくなさそうな時は強く言わない、という姿勢を続けました。そうしたところ、本人も無理なくピアノを楽しめるようになりました。ピアノを習っていない上の子が遊びでピアノを触っている時は「こう弾くんだよ」と本人が教えてあげ、その流れで自分の練習を始めることもありました。

子供がもしも「習い事をやめたい」と言い出した時は心配になる気持ちもわかりますが、その時の状況や子供の気持ちが一過性であるものかどうがなど親が様子を見ながら、早急には答えを出さないようにしたいものですね。

 

子供が習い事を始める前の親の心構えは?

いかがでしたか?幼稚園に入った後に習い事を始める場合、始める時期や費用、向き不向きや親の負担を始め、習い始めてから壁にぶつかった時の軌道修正など親が考えることは多くあると思います。子供が無理なく楽しく続けられ、習い事を通して成長ができるようにご家庭でも習い事を始める前にじっくり話す機会を持てるといいですね。

 

-子供の習い事